厳美渓の観光クチコミレビュー！かっこう団子注意点と散策の所要時間も

岩手県一関市に位置する厳美渓は、美しい自然の風景が多くの旅行者や地元民に愛されています。特に「空飛ぶ団子」として有名な「かっこう団子」は、美味しさだけでなく、渓谷をを利用したユニークな運び方でも楽しませてくれます。

この記事では、魅力的な厳美渓の風景を楽しむために、散策の所要時間や注意点についても触れていきます。是非一読いただき、素晴らしい旅行の計画にお役立てください。

厳美渓の観光クチコミ｜散策のレビュー

まずは、厳美渓の渓谷散策のレビューを紹介します。

見どころはエメラルドグリーン

厳美渓の大きな見どころの一つが、そのエメラルドグリーンの清流です。ごつごつした岩場の合間から見える深いエメラルドグリーンはとてもきれいで、絶景です。

橋の上から見る景色、橋の下から見る景色など、見る場所によって色の表情が変わるので、周辺を散策しながら川を見下ろしてみましょう。

エメラルドグリーンは天候や時期・時間帯による

エメラルドグリーンは厳美渓の特徴ともいえますが、この美しい色は天候や時期、時間帯などで見える場所が変わります。前に訪れたときはかっこう団子のすぐ目の前の川がエメラルドグリーンだったのですが、今回訪れたときは天工橋の下に進むと、きれいなエメラルドグリーンが見えました。厳美渓の清流を眺めるなら一箇所だけにとどまらず、キレイな色が見える場所を探しながら散策してみるのがおすすめです。

ただし、大雨の直後などは水がキレイでなく、エメラルドグリーンが見えないときがあります。厳美渓は、天候がいい日が続いている日を狙っていきましょう。

散策の所要時間

厳美渓の散策は、かっこう団子付近で渓谷を眺めるだけなら一瞬で終わります。しかし、厳美渓の周辺には70分周遊コース、30分周遊コースも用意されているので、時間が取れるならぜひ周遊コースを散歩してみましょう。

また周遊コースを利用しなくても、かっこう団子スポットから天工橋(レストハウス付近の橋)の下辺りまで散策もできます。2024年10月に訪れたときは、天工橋の下辺りからの眺めがエメラルドグリーンがキレイに見えて絶景でした。一箇所を見てきれいなエメラルドグリーンが見えなくても、少しでも周辺を散策してみることをおすすめします。

厳美渓観光の名物はかっこう団子なので、かっこう団子付近で散策を終えてしまう観光客も多いようですが、厳美渓を最大限に楽しむためにはもう少し離れたところも歩いてみるのがおすすめです。

厳美渓の観光クチコミ｜かっこう団子のレビュー

厳美渓の目玉といえば、やっぱりかっこう団子です。かっこう団子のレビューも紹介します。

観光シーズンは行列必至

厳美渓の名物である「かっこう団子」は、観光シーズンになると行列ができます。特に大型連休や週末には、購入するまで1時間以上の長い待ち時間が発生することも珍しくありません。

「かっこう団子」は、かごの中に代金を入れて木槌を鳴らすと、ロープでかごが渓谷の対岸にするすると飛んでいき、お団子とお茶が入って戻ってくる、その購入方法が楽しいお団子屋さんです。かごの引き上げと、かごが戻ってくるという手作業が1組ずつ行われるため、1つの注文と購入に時間がかかります。そのため、たった10組が並んでいたとしても30分以上、それ以上の行列の場合は1時間以上待つこともあることを覚悟しておきましょう。

売り切れは突然に

かっこう団子は非常に人気が高く、特に観光シーズンや祝祭日には、長い行列に並んでいたにもかかわらず完売してしまうことがあるため注意が必要です。

私が最後に訪れたのは2024年10月3連休の中日で、15時頃に行列に並びました。しかし、30分ほど並んだところでお店の前に黄色い旗が下げられました。黄色い旗は「中止」を表します。その後、「完売しました。すみません」というメモが入った空のかごがするすると降りてきました。

お団子の受け取り場所付近にはスタッフの方はいないため、行列ができていても完売間近であることは知らされません。また、閉店時間を過ぎていても行列ができているので「まだ間に合うのかな？」と思ってつい並んでしまいます。売り切れは突然知らされるので、閉店近くの時間帯は特に注意しましょう。

確実にかっこう団子を楽しみたい場合は、午前中の早い時間に訪問することをおすすめします。

厳美渓アクセス・スポット情報

まとめ

厳美渓は、そのダイナミックな渓谷の風景と、その渓谷の間を飛ぶかっこう団子が楽しめる魅力的な観光スポットです。厳美渓を訪れたら、ぜひエメラルドグリーンが綺麗に見えるスポットを探してみてください。

また観光シーズンに訪れるなら、かっこう団子は行列を覚悟し、午後は売り切れにも注意しましょう。