岩手・八幡平の奥地にある松川温泉「峡雲荘」に日帰りで行ってきました。
松川温泉は秘湯感たっぷりで、とにかくお湯が真っ白なのが魅力!「峡雲荘」は静かで落ち着いた雰囲気の中、のんびり温泉につかれる大人向けの宿という印象でした。
ちょっと不便なところもあるけれど、それも含めて味があるというか、ちゃんと“秘湯に来た感”を味わえる場所でした。
今回は松川温泉『峡雲荘』で実際に入ってみた温泉や、館内の雰囲気、混浴ってどうなの?という素朴な疑問まで、リアルな感想でまとめてみました。
松川温泉峡雲荘|温泉のレビュー

松川温泉『峡雲荘』の真っ白なお湯や昔ながらのスタイル、混浴の雰囲気など、気になるポイントを一つずつご紹介します。
- 真っ白なお湯に感動!秘湯感たっぷり
- 内湯ひとつに露天風呂ひとつ
- シャワーなし・アメニティなし
- 混浴ってどうなの?
真っ白なお湯に感動!秘湯感たっぷり

『峡雲荘』のお湯は、全体的に秘湯らしい雰囲気が漂っていて、非日常を味わいたい人には最高のロケーションでした。露天風呂は柵で囲まれていて「壮大な絶景」とはいえないものの、黒い木の柵と白濁したお湯のコントラストが印象的で、雰囲気もとても素敵でした。
内湯ひとつに露天風呂ひとつ
大浴場は、内湯と露天がそれぞれ一つずつというシンプルな構成。広さはそれほどありませんが、落ち着いた雰囲気でゆったり浸かれました。白濁のお湯をしっかり堪能できるのが嬉しいです。
シャワーなし・アメニティなし
洗い場にはシャワーがなく、洗い場に溜められたお湯を桶ですくって使う方式。金属が腐食しやすい泉質のため、『峡雲荘』に限らず松川温泉は水道設備が最小限になっているそうです。
洗い場もリンスインシャンプーとボディソープのみの備え付けで、脱衣所にもアメニティはなく、ハンドソープや綿棒すらありません。ドライヤーもフロントで借りるスタイルで、不便は感じられるものの、それを含めて「秘湯」を感じられます。
混浴ってどうなの?
男性の大浴場からつながっている露天風呂は、「混浴露天風呂」とされています。しかし、私の夫も入ってきましたが、男性しかいなかったとのこと。混浴とはいえ実質ほぼ男性専用状態だったようでした。
女性用の内湯と露天風呂だけでも十分満足できたので、わざわざ混浴を利用する必要性は感じられませんでした。
松川温泉峡雲荘|施設のレビュー

宿全体の雰囲気やランチ事情について、実際に感じたことを紹介します。
- シンプルで洗練された雰囲気
- ランチは早めに受付が必要
シンプルで洗練された雰囲気

館内は派手さはないものの、全体的に黒い木の床や柱がシックで落ち着いた印象。飾りすぎないデザインが逆に居心地のよさを感じさせてくれました。小さくて静かな宿を好む人にはぴったりの雰囲気でした。
ランチは早めに受付が必要
日帰り利用でも大広間でランチは可能なようですが、11:00前にはフロントでの注文が必要。公式サイトでは「11:30までの注文が必要」と書いてありましたが、私が訪れたときはGWだったためか、11:15には受付終了と言われてしまいました。
ランチも楽しみたい場合は早めの到着を推奨します。
松川温泉峡雲荘|アクセス・施設情報
- 【住所】岩手県八幡平市松尾寄木松川温泉
- 【日帰り入浴(入浴のみ)】8:30~19:00(最終受付18:00)
- 【ご利用料金】大人700円/小人350円(5才~小学生)
※情報が古くなっている場合がありますので、最新情報は公式サイトや電話でご確認ください。
まとめ

真っ白なお湯と落ち着いた木造の建物、最小限の設備。これぞ“秘湯”という雰囲気を満喫できる宿でした。不便な部分も含めて楽しめる方におすすめ。静かに温泉に浸かりたい人にぴったりの一軒です。