盛岡名物のじゃじゃ麺。初めて食べたとき「まずい。これ本当に美味しいの?」と感じた方、実は多いのでは?私自身もそうでした。
でも、何度か食べるうちに気づいたんです。「これ、じわじわハマるやつだ」と。
この記事では、最初に“まずい”と感じた理由から、今では地元民としてリピートしている理由まで、盛岡じゃじゃ麺の魅力を正直に、熱く語ります。
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盛岡じゃじゃ麺を「まずい」と感じたあなたへ

- 私も最初はそう思ってた
- じゃじゃ麺は“わかりにくいおいしさ”
私も最初はそう思ってた
正直、最初に食べたときは「え?これが名物?」と戸惑いました。見た目は地味で、味もパンチが弱く感じてしまう…。でもそれは、じゃじゃ麺の奥深さをまだ知らなかったからです。
じゃじゃ麺は“わかりにくいおいしさ”
じゃじゃ麺のおいしさは、一口目で感動するタイプではありません。自分好みに味を調整することで、少しずつ魅力がわかってくる。だからこそ、最初に「よくわからない」と感じるのは普通のことなんです。
盛岡じゃじゃ麺が「まずい」と感じる理由

なぜじゃじゃ麺が「まずい」と思われがちなのか、よくある理由を見ていきます。
- 焼肉やハンバーグのような“わかりやすさ”がない
- しょうがやにんにくが効いた“大人の味”だから
- 〆のちーたんたんも特段おいしいわけではない
焼肉やハンバーグのような“わかりやすさ”がない
じゃじゃ麺は、誰もが「おいしい!」と感じる料理ではないかもしれません。味のインパクトは控えめで、複雑な風味が特徴。ジャンキーなグルメに慣れている人には、物足りなく感じることも。
しょうがやにんにくが効いた“大人の味”だから
薬味がしっかり効いたじゃじゃ味噌は、クセになる一方で、慣れてない人には少しハードルが高いかも。子ども時代にはピンとこなかったけど、大人になってから「あ、これ好き」と感じる人も多いです。
〆のちーたんたんも特段おいしいわけではない
ちーたんたん(〆のスープ)は、味も薄くて見た目も地味。そのまま飲んでも味気ないのが正直なところなので、ここでも味噌や塩、ラー油などで味を整えるのが前提。ここが「面倒」と感じると、印象が悪くなってしまうかもしれません。
盛岡じゃじゃ麺の本当の魅力はここにある

盛岡じゃじゃ麺の良さは、一度ハマると抜け出せない中毒性だと思っています。ここでは、盛岡じゃじゃ麺の魅力ポイントを紹介します。
- 味変するのが前提だから“自分好み”にできる
- 何度か通ううちにじわじわハマる
- 薄味派も濃い味派も◎ で自由度が高い
- さっぱり派も激辛派も満足できる
- 食べると身体がぽかぽか温まる
味変するのが前提だから“自分好み”にできる
盛岡じゃじゃ麺は、にんにく・酢・ラー油・追加味噌を自分好みに調整してこそ本領発揮。さっぱり派には酢をたっぷり、濃い味好きには味噌とにんにく多め、など調整自在です。
何度か通ううちにじわじわハマる
盛岡じゃじゃ麺は一度で好きになる料理じゃないけど、気づいたら定期的に食べたくなる、そんな料理です。地元民でも「最初は苦手だったけど今は好き」という人は多いと思います。
薄味派も濃い味派も満足できる
盛岡じゃじゃ麺は味の濃さも自分で調整できるので、薄味派も濃い味派も“誰でも対応可能”です。ほとんどのお店でテーブルに追加用の「じゃじゃ味噌」が置いてあるので、濃い味派ならじゃじゃ味噌を追加して食べられます。
さっぱり派も激辛派も満足できる
盛岡じゃじゃ麺は、酢やラー油などのさじ加減次第で全然違う一杯に変身します。だから、辛党にも酸味好きにも刺さります。
食べると身体がぽかぽか温まる
盛岡じゃじゃ麺はにんにく・しょうが・ラー油を効かせられるので代謝アップ。さらに最後にちーたんたんで締めると、温かいスープで身体が温まらないわけがありません。
寒い日にも、夏の冷房冷えにもぴったりで、食べたあとは体の芯からぽかぽか温まります。このぽかぽか感覚も魅力のひとつだと思います。
盛岡じゃじゃ麺が好まれる理由を日高屋理論で考える
- おいしすぎない、ちょうどいい味のバランス
- だからこそ、リピーターになりたくなる
盛岡じゃじゃ麺の「じわじわハマる」理由を考えたときに思い出したのが、日高屋の味づくりに対する考え方。中華料理チェーン店として有名な日高屋では、「おいしすぎないおいしさ」を目指しているという話を聞いて、ああ、じゃじゃ麺もそういうことかもしれないと腑に落ちました。
ここでは、日高屋理論で考える盛岡じゃじゃ麺の魅力について紹介したいと思います。
おいしすぎない、ちょうどいい味のバランス
日高屋では、「美味しいけれども美味し過ぎない味」を目指して成功したと聞いたことがあります。
焼き肉やすき焼きのように感動的に美味しい料理でも、毎日だと飽きてしまう。だからこそ「10人中6〜7人が美味しいと感じる味」を大切にし、飽きずに何度でも食べられる料理を提供している
参考サイト:https://akinai-lab.smaregi.jp/store_radio/hidakaya_n03/
この考え方、盛岡じゃじゃ麺にもすごく当てはまるんです。わかりやすい美味しさではないけど、飽きずに食べたくなるちょうどよさ──これこそが、じゃじゃ麺の魅力の一つなのかもしれません。
だからこそ、リピーターになりたくなる
私自身、最初はじゃじゃ麺の美味しさがよくわからなかったのですが、何度か食べるうちに「なんかまた食べたいかも?」と思うようになりました。味噌やにんにく、酢、ラー油を使って味変できるので、その日の気分や体調に合わせて調整できるのも大きな魅力です。
そして何より、毎回少しずつ味をカスタムして楽しめることで、飽きが来ない。どのお店でも自分好みに仕上げられる自由度の高さもあって、地元民の間ではリピート率がかなり高いんです。
日高屋理論のように、“定期的に食べたくなる、ちょうどいい味”──それが盛岡じゃじゃ麺が長年愛され続けている理由の一つだと感じています。
まとめ|「まずい」と感じたらまずは思いきって味変して

盛岡じゃじゃ麺は“味変ありき”のソウルフード。最初の一杯で「まずい」と感じても、自分のアレンジを見つけることでおいしさが開花します。
ぜひ、にんにく・酢・ラー油・味噌をしっかり使って、自分だけの一杯を完成させてください!
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